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強皮症に対するトファシチニブと皮膚遺伝子発現(第Ⅰ/Ⅱ相)
全身性強皮症に対するトファシチニブ(JAK阻害薬)の第Ⅰ/Ⅱ相試験の結果が報告されました。 Khanna D, et al. Tofacitinib blocks IFN-regulated biomarker genes in skin fibroblasts and keratinocytes in a systemic sclerosis trial. JCI Insight 2022;... -
第3回 間質性肺炎/肺線維症患者会 中部支部 のご案内
★本患者会は終了しました。 間質性肺炎/肺線維症患者会 中部支部についてのご案内は以下のリンクからご覧ください。 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------... -
間質性肺炎におけるクライオバイオプシーの診断感度
間質性肺炎で重要な検査の一つに気管支鏡検査がありますが、最近ではクライオバイオプシーという肺を凍結させて生検する方法が用いられています。 今回、日本の施設からこのクライオバイオプシーを用いた病理診断に関する研究結果が報告されました。 Zaize... -
シェーグレン症候群の分類基準(2016ACR/EULAR)
2016年、ACR(米国リウマチ学会)とEULAR(欧州リウマチ学会)の合同委員会により、シェーグレン症候群の新たな分類基準が報告されました。 Shiboski CH, et al. 2016 American College of Rheumatology/European League Against Rheumatism Classificatio... -
全身性強皮症の分類基準(2013ACR/EULAR)
2013年、ACR(米国リウマチ学会)とEULAR(欧州リウマチ学会)の合同委員会により、全身性強皮症の新たな分類基準が報告されました。van den Hoogen F, et al. 2013 classification criteria for systemic sclerosis: an American college of rheumatolog... -
気胸、間質性肺炎の合併症
間質性肺炎の合併症には、肺が破れて空気が漏れてしまう気胸という合併症があります。以下に気胸に関する一般的な知見をまとめています。 気胸 気胸とはどのような合併症か 気胸とは肺が破れて空気が胸の中(胸腔)に漏れてしまう病気です。 肺は多くの空... -
第Xa因子阻害薬は間質性肺疾患の発症リスク(2022年)
間質性肺疾患は様々な原因で発症することが考えられますが、台湾から非弁膜症性心房細動患者における経口抗凝固薬と間質性肺疾患の発症リスクを解析した研究結果が報告されました。Chan Y-H, et al. Development of Interstitial Lung Disease Among Patie... -
PPFE様所見は予後不良なサイン
肺の上方、いわゆる肺尖部に認めるPPFE様の所見がどのような臨床的な意味を持つのか検討した研究が2021年に報告されました。Fujisawa T, et al. Radiological pleuroparenchymal fibroelastosis-like lesion in idiopathic interstitial pneumonias. Respi... -
抗線維化薬のシステマティックレビュー&メタアナリシス(2021年)
間質性肺炎の治療の一つに抗線維化薬がありますが、現在はニンテダニブ、ピルフェニドンの2種類が使用されています。 今回、この抗線維化薬に関するシステマティックレビュー、メタアナリシスが報告されました。Finnerty JP, et al. Efficacy of antifibro... -
気管支肺胞洗浄液中の細胞分画とPF-ILD
間質性肺炎では適切なケアを行っても線維化が進行する一群が報告され、進行性線維化を伴う間質性肺疾患(PF-ILD)やPPFと呼ばれて重要視されています。今回、PF-ILDを予測しうる気管支肺胞洗浄の細胞プロファイルを解析した結果が報告されました。Tsukuda ...