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間質性肺炎のうちで過敏性肺炎の占める割合は地域性あり
アメリカにおける保険請求データベースでは、過敏性肺炎の有病率は10万人あたり約2人という結果でした。 しかし、過敏性肺炎は診断基準が定められたばかりの疾患であり(⇒「過敏性肺炎の診断ガイドライン2020」)、さらに抗原曝露の種類や程度は地域によっ... -
過敏性肺炎の有病率と罹患率(アメリカの保険請求データベース)
過敏性肺炎は、微生物、真菌、動物由来のタンパク、無機物などの抗原を繰り返し吸入することで生じる間質性肺炎であり、主にⅢ型、Ⅳ型アレルギーが原因と考えられています。 過敏性肺炎の治療では、その抗原からの回避がとても大切で、抗原が不明なものは予... -
過敏性肺炎は2か所以上の外科的肺生検が診断に有用
過敏性肺炎の診断ガイドラインが2020年に報告されました(⇒「過敏性肺炎の診断ガイドライン2020」)。 間質性肺炎の診断には外科的肺生検を施行することがありますが、 何か所から生検すべきかの議論は残されています。 2008年にMayo Clinicから報告さ... -
UIPパターンを伴う過敏性肺炎と特発性肺線維症のCT所見の比較
特発性肺線維症では胸部CT検査でUIPパターンという特徴的な画像所見を伴います。 しかし、慢性過敏性肺炎(CHP)では画像UIPパターンを呈する一群があり、特発性肺線維症(IPF)といかに画像的に識別するかはとても難しい問題です。 この点に着目した研... -
新型コロナ回復後の変化(症例報告)
新型コロナ(COVID-19)発症後100日目でも、全体の約60%で胸部CT検査で何らかの異常が認められ、回復後の肺の線維化がどのように回復していくかはとても重要な問題です。⇒「新型コロナウイルス感染症 発症後の心肺機能の経過」 2021年3月に新型コロナ回... -
ANCA関連血管炎に対する低用量ステロイドとリツキシマブ
抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎の標準治療の一つに、 高用量ステロイドとシクロホスファミドまたはリツキシマブの併用療法がありますが、 高い寛解率を示す一方で、副作用が多いのが懸念でした。 そこで今回、低用量ステロイドとリツキシマブの併... -
新型コロナ退院1年後の経過(スペイン)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の後遺症について、 感染1年以内の死亡率、1年後の症状についてまとめたスペインからの報告です。 Maestre-Muñiz MM, et al. Long-term outcomes of patients with Coronavirus disease 2019 at one year after hospi... -
新型コロナ退院後の間質性肺炎:ステロイド治療が有効な一群(イギリス)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の後遺症調査について、遷延する症状について日本からの研究結果は報告させていただきました。 ⇒「新型コロナの後遺症調査:日本の電話インタビュー結果」 新型コロナで入院した患者さんを対象に、 退院後のステロ... -
混合性結合組織病の死因:10%が間質性肺炎
特発性肺線維症以外の間質性肺炎においても、進行性に線維化が悪化するフェノタイプが存在することは解説させていただきました。 ⇒⇒⇒間質性肺炎の新たな治療戦略:進行性に線維化が悪化するフェノタイプ 特に膠原病では、間質性肺炎合併は特に予後不良な... -
強皮症の死因:35%が間質性肺炎
特発性肺線維症以外の間質性肺炎においても、進行性に線維化が悪化するフェノタイプが存在することは解説させていただきました。 ⇒⇒⇒間質性肺炎の新たな治療戦略:進行性に線維化が悪化するフェノタイプ 特に膠原病では、間質性肺炎合併は特に予後不良な...