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タバコ曝露歴のある有症状患者への吸入薬
呼吸機能が保たれている患者には、たとえ喫煙歴や症状があっても吸入治療(インダカテロール+グリコピロニウム)での健康関連QoL改善は期待しにくい結果でした。 Han MK, Ye W, Wang D, White E, Arjomandi M, Barjaktarevic IZ, et al. Bronchodilator... -
hexagonal patternが重要、過敏性肺炎と特発性肺線維症の鑑別
過敏性肺炎と特発性肺線維症の鑑別は非常に難解ですが、CT所見の一つであるhexagonal patternが両者鑑別に有用であることが報告されました。 Okabayashi H, Fukuda T, Iwasawa T, Oda T, Kitamura H, Baba T, et al. The new useful high-resolution compu... -
過敏性肺炎の自己抗体と遺伝的背景
過敏性肺炎の患者では膠原病の自己抗体を有することが報告されていますが、さらに遺伝的背景との関連を検討した重要な研究が報告されました。 Buendía-Roldán I, Santiago-Ruiz L, Pérez-Rubio G, Mejía M, Rojas-Serrano J, Ambrocio-Ortiz E, et al. A m... -
日本人のPRISmと死亡やAFL発症リスク
一秒量と努力肺活量は低下するが比率は正常(COPDの基準は満たさない)なpreserved ratio impaired spirometry(PRISm)に関して、日本から地域住民を対象としたとても重要な大規模コホート研究がAJRCCMに報告されました。 Washio Y, Sakata S, Fukuyama S... -
過敏性肺炎に対するステロイドと抗原回避(2018年ベルギー)
2018年にベルギーのグループから過敏性肺炎のステロイド治療や抗原回避についての研究が報告されました。 De Sadeleer LJ, Hermans F, De Dycker E, Yserbyt J, Verschakelen JA, Verbeken EK, et al. Effects of Corticosteroid Treatment and Antigen Av... -
潰瘍性大腸炎と肺病変
潰瘍性大腸炎は消化器内科で出会う疾患ですが、時に肺病変を合併することがあります。今回日本の施設から潰瘍性大腸炎に関連する肺病変をまとめた大変すばらしい研究が報告されました。 Moda M, Suga M, Kasai S, Okochi Y, Yoshimura N, Fukata M, et al.... -
UIPとNSIP、リウマチに伴う間質性肺炎
関節リウマチ(Rheumatoid Arthritis; RA)は、多発の関節炎を特徴とする膠原病です。間質性肺炎を合併することは知られていますが、関節リウマチに伴う間質性肺炎の画像所見、病理所見は極めて多彩です。 画像所見はUIP(usual interstitial pneumonia, ... -
IPFの呼吸リハビリ、1日3回の運動で肺機能の維持
間質性肺炎のリハビリテーションに関してはエビデンスは限られています。中国から呼吸の運動を1日3回行うことで、肺機能の維持やQOLの向上に効果的であったとする研究が報告されました。Shen L, et al. New pulmonary rehabilitation exercise for pulmona... -
ざっくり解説、間質性肺炎の治療の概要
間質性肺疾患の治療について概要をスライドにまとめました。 ざっくりまとめていますので、各薬剤の適応は主治医と相談してください。 まず、間質性肺疾患は、原因のわかっているものと原因の不明のものに分類されます。 間質性肺疾患の原因には膠原病や環... -
薬が多いことや処方が複雑なことは、間質性肺炎で大きな問題である
間質性肺炎の患者では多くの併存症を有し、薬剤の数も多くなりがちです。IPF患者では併用薬の負担が抗線維化薬の忍容性不良と関連していました。さらにILD患者では、薬の処方の複雑さが予後を予測するうえで有用であることも明らかとなりました。 Khor YH,...