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経気管支肺凍結生検(COLDICE試験)
気管支鏡での肺生検は昔から行われていますが、採取できる組織の大きさが問題でした。最近ではより大きな組織が採取可能なクライオバイオプシー(TBLC、経気管支肺凍結生検)が行われるようになり、少しずつその有用性と限界が明らかとなっています。このT... -
農夫肺の画像的特徴(2000年ERJ)
農夫肺の画像的特徴を解析した重要な研究が2000年に報告されています。Cormier Y, Brown M, Worthy S, Racine G, Müller NL. High-resolution computed tomographic characteristics in acute farmer’s lung and in its follow-up. Eur Respir J 2000;16:5... -
アバコパン ADVOCATE試験(日本人のサブグループ解析)
抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎に分類される顕微鏡的多発血管炎(MPA)、多発血管炎性肉芽腫症(GPA)に対し、C5a受容体拮抗作用が期待されるアバコパンですが、ADVOCATE試験の日本人のサブグループ解析が報告されました。Harigai M, Kaname S, Tam... -
人工呼吸器管理を必要とする肺移植患者に対するクライオバイオプシー(2023年)
ICUで人工呼吸器を必要とする重篤な肺移植患者に対して、肺の検査をするための新しい技術であるクライバイオプシー(Transbronchial lung cryobiopsy)を用いた検査方法を比較した研究結果が報告されました。 Loor K, Culebras M, Sansano I, Álvarez A, S... -
関節リウマチの間質性肺炎、リウマチ専門医と呼吸器内科医の意識の違い(2022年)
世界中のリウマチ専門医と呼吸器専門医を対象に、関節リウマチに伴う間質性肺疾患に対する理解と意見について調査を行った研究結果が報告されました。 Solomon JJ, Swigris JJ, Kreuter M, Polke M, Aronson K, Hoffmann-Vold A-M, Dellaripa PF. The atti... -
胸部X線写真から間質性肺炎を検出する深層学習アルゴリズム(2022年)
肺の慢性的な線維化疾患を早期に発見するための、人工知能の一種である深層学習アルゴリズムの開発と評価について述べた研究が報告されました。 Nishikiori H, Kuronuma K, Hirota K, Yama N, Suzuki T, Onodera M, Onodera K, Ikeda K, Mori Y, Asai Y, e... -
肺移植前の抗線維化薬(2023 SR&MA)
肺移植前の抗線維化薬の使用に関して、システマティックレビューとメタアナリシスの結果が報告されました。 Taweesedt P, Lertjitbanjong P, Eksombatchai D, Charoenpong P, Moua T, Thongprayoon C, Tangpanithandee S, Petnak T. Impact of Antifibroti... -
SSc-ILDに対する制酸剤(2023年ドイツ)
胃食道逆流症は間質性肺炎や全身性強皮症において大変重要な合併症です。今回、ドイツの全身性強皮症データベースから、胃食道逆流症や制酸剤の使用に関する研究が報告されました。 Kreuter M, Bonella F, Blank N, Riemekasten G, Müller-Ladner U, Henes... -
IPAFかつ病理UIPに対する免疫抑制治療(2023Japan)
自己免疫学的な特徴を有する間質性肺炎(IPAF)は、膠原病に伴う間質性肺疾患を考えるうえで大変重要な概念ですが、実はその基準には通常型間質性肺炎(UIP)パターンは含まれていません。 ★IPAFに関してはこちらの記事もご覧ください。 今回、IPAFがあり... -
間質性肺疾患における機械学習を用いた画像AI(2023総説)
間質性肺疾患の世界でも、放射線科の先生方の画像診断は大変重要です。さらに、近年では、機械学習を用いた画像解析AIの開発が進んでいます。 現在、間質性肺疾患では、疾患の早期発見、ベースラインデータを用いた正確な予後予測、治療反応性を正確かつ的...