-
NIVO score:COPDの院内死亡の予測スコアリングシステム
本日は間質性肺炎ではなく、慢性閉塞性肺疾患(COPD; chronic obstructive pulmonary disease)に関する報告です。 COPDとは、タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入曝露することなどにより生ずる肺疾患です。時に感染などにより増悪することが知ら... -
インターロイキン6が線維芽細胞の増生を惹起:特発性肺線維症(IPF)
現在新型コロナウイルス感染症で着目されているインターロイキン6(IL-6; interleukin-6)ですが、特発性肺線維症(IPF)の病態に関与している可能性が指摘されています。 2003年に報告された報告ですが、健常肺、特発性肺線維症(IPF)がインターロイキ... -
新型コロナウイルス感染後の持続する呼吸困難:メカニズム
新型コロナウイルス感染後の持続する症状(いわゆる後遺症)は様々ありますが、息切れを自覚することもあるようです。例えばイタリアからの報告では、発症60日時点で43%の方が呼吸困難を自覚されていました。 なぜこのような呼吸困難が持続するのか。 その... -
新型コロナ感染後、患者の家族の症状(スコットランド)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染した患者の家族について、長期的な不安などの症状を調べた研究が報告されました。 McPeake J, et al. Long-term Outcomes Following Severe COVID-19 Infection: A Multicenter Cohort Study of Family Member ... -
間質性肺炎の新たな治療戦略:進行性に線維化が悪化するフェノタイプ
特発性肺線維症(IPF)は慢性的に進行する疾患であり、生存期間中央値は診断後2-5年で、治療薬には抗線維化薬(ピルフェニドン、ニンテダニブ)が選択されます。 それでは、特発性肺線維症以外の間質性肺炎の経過はどうでしょうか。 間質性肺炎には、環境... -
進行性線維化を伴う間質性肺疾患(PF-ILD)の頻度は?(国際アンケート調査)
様々な間質性肺炎で、ある一定の割合で線維化が悪化し、予後不良な経過をたどる一群が存在し、これらを進行性線維化を伴う間質性肺疾患(PF-ILD;progressive fibrosing interstitial lung disease)と呼ぶようになりました。 この一群の患者さんに対して... -
新型コロナ感染後に症状が長期間持続しうるのはどのような患者か?
新型コロナウイルスに感染した後に経験しうる様々な症状について、過去の記事で報告をさせていただきました。報告によってその頻度は極めて変動することがわかるかと思います。 しかし、どのような方が症状が持続しやすいのか、実はまだあまりわかっていま... -
新型コロナ発症後6か月時点の経過②:胸部CT検査と肺機能の経過(中国)
新型コロナ感染後の経過に関する中国の報告の続きです。 Huang C, et al. 6-month consequences of COVID-19 in patients discharged from hospital: a cohort study. Lancet 2021;397:220–32. 前回と重なりますが、本研究の患者背景は、年齢の中央値... -
新型コロナ発症後6か月時点の経過①:持続する症状(中国)
新型コロナ感染後の経過に関する海外からの報告です。 中国の新型コロナウイルス感染症を発症した2469例のうち、退院した1733例の経過に関する研究が報告されました。 Huang C, et al. 6-month consequences of COVID-19 in patients discharged from hosp... -
新型コロナ発症後60日時点の持続する症状(イタリア)
新型コロナ感染後の持続する症状に関する海外からの報告です。 イタリアの新型コロナウイルス感染症を発症した143例について、発症後も持続する症状に関する研究が報告されました。 Carfì A, et al. Persistent Symptoms in Patients After Acute COVID-19...