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蜂巣肺の有病率と死亡への影響
アメリカの多施設コホート研究から、胸部CT検査で認める蜂巣肺の有病率や死亡との関連が報告されています。 Adegunsoye A, et al. Computed Tomography Honeycombing Identifies a Progressive Fibrotic Phenotype with Increased Mortality across Divers... -
関節リウマチに伴う間質性肺炎、急性増悪の発症リスク因子と予後についての検討
関節リウマチに伴う間質性肺炎において、重要な合併症である急性増悪についてまとめた報告が本邦から2021年に報告されました。 Izuka S, et al. Acute exacerbation of rheumatoid arthritis-associated interstitial lung disease: clinical features and... -
全身性強皮症に伴う間質性肺炎の進行予測:SPARモデル
全身性強皮症に伴う間質性肺炎で、1年後の疾患進行を予測するSPARモデルが提唱されています。 Wu W, et al. Prediction of progression of interstitial lung disease in patients with systemic sclerosis: the SPAR model. Ann Rheum Dis 2018;77:1326–3... -
強皮症に伴う間質性肺炎の予後予測:SADLモデル
全身性強皮症に伴う間質性肺炎において、重要な予後予測モデルであるSADLモデルを紹介します。 Morisset J, Vittinghoff E, Elicker BM, Hu X, Le S, Ryu JH, et al. Mortality Risk Prediction in Scleroderma-Related Interstitial Lung Disease: The SA... -
IPAFとは?膠原病的な特徴を有する間質性肺炎
間質性肺炎の精査を行う際に、例えば抗CCP抗体だけが陽性の方がいます。抗CCP抗体は関節リウマチの方で陽性になる血液検査の項目ですが、関節の炎症や骨破壊などがなく、関節リウマチの分類基準は満たさない。 このように、膠原病の分類基準は満たさないが... -
術後の急性増悪、発症予防にピルフェニドンは有効か(PEOPLE試験)
特発性肺線維症(IPF)の重要な合併症の一つに肺癌があり、早期であれば手術が選択肢となります。しかし、肺の状態が悪い場合には手術が困難であったり、手術ができても術後の急性増悪が懸念です。 日本の第Ⅱ相多施設共同研究として、周術期にピルフェニド... -
【問題】在宅酸素療法:オキシマイザー時の注意
今日は新たな取り組みとして、架空のケースから問題提示したいと思います。 ケースプレゼンテーション 70歳の男性。特発性肺線維症の診断で抗線維化薬を使用中。安静時の低酸素があり、今回はじめて在宅酸素療法を導入した。 在宅酸素の流量は、オキ... -
アレルギー感作と喘息のリスクの関係
今日は間質性肺炎ではなく、アレルギー感作と喘息、鼻炎の話です。 スウェーデンで行われた大規模な観察研究で、アレルギー感作が成人でもアレルギー性疾患の危険因子であることを報告しています。 Rönmark EP, et al. Different risk factor patterns f... -
高齢者に対するニンテダニブの効果と安全性
特発性肺線維症の治療薬の一つにニンテダニブ(商品名:オフェブ)がありますが、実は高齢者に関しての有効性のデータは不足しています。2020年に日本から報告された75歳以上の高齢者に対するニンテダニブの有効性に関する研究です。 Takeda T, et al. Imp... -
全身性強皮症に伴う間質性肺炎の画像所見
全身性強皮症(SSc: systemic sclerosis)の臓器病変のなかでも、間質性肺炎は頻度が高く、重要な合併症です。 では、全身性強皮症に伴う間質性肺炎(SSc-ILD)のCT所見は、どのような所見をとるのでしょうか。 胸部CTの所見 全身性強皮症に伴う間質性肺炎...