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院内急変の種類、3つのタイプに分類
院内急変は避けなければなりませんが、やはり一定の確率で経験します。モニターをつけていればその直前の呼吸パターンや脈拍で病態の類推が可能なこともありますが、なかなか原因の同定には難しいことも多いです。 Lynn LA, Curry JP. Patterns of unexp... -
抗がん剤治療中の発熱、大血管炎にも注意を
抗がん剤治療中の大血管炎の発症、私自身はまだ経験したことはありません。 Taimen K, et al. Granulocyte colony-stimulating factor- and chemotherapy-induced large-vessel vasculitis: six patient cases and a systematic literature review. Rheu... -
ニンテダニブ(オフェブ)の副作用:疾患で差はあるか?各試験の副作用まとめ
ニンテダニブ(商品名:オフェブ)は抗線維化薬の一つであり、現在では、 特発性肺線維症(IPF) 全身性強皮症に伴う間質性肺疾患(SSc-ILD) 進行性線維化を伴う間質性肺疾患(PF-ILD) の3つに適応が拡大されています。 ★抗線維化薬についての詳しい情報... -
急性増悪の予後とACP(アドバンス・ケア・プランニング)
急性増悪の治療には、現時点で有効性の確立した治療法はありませんが、日本ではステロイドパルス療法や免疫抑制剤の治療が行われることは多いです。 急性増悪発症後の予後は極めて不良であり、2016年に発行された特発性間質性肺炎 診断と治療の手引き 改訂... -
INBUILD試験のサブグループ解析:自己免疫性間質性肺疾患
間質性肺疾患の一部には、進行性に肺が硬くなっていく(線維化する)、咳や息切れが悪化する、肺活量が低下する、QOLが低下する、などの経過を呈するフェノタイプがあることが知られており、これらは 進行性フェノタイプを示す慢性線維化性間質性肺疾患 進... -
ニンテダニブの副作用:②INBUILD試験の結果
間質性肺疾患の一部には、進行性に肺が硬くなっていく(線維化する)、咳や息切れが悪化する、肺活量が低下する、QOLが低下する、などの経過を呈するフェノタイプがあることが知られており、これらは 進行性フェノタイプを示す慢性線維化性間質性肺疾患 進... -
ニンテダニブの副作用:①SENSCIS試験の結果
特発性肺線維症(IPF)の治療薬の一つであるニンテダニブ(商品名:オフェブ)ですが、その後2019年に全身性強皮症関連間質性肺疾患にも適応が追加されました。その根拠となったのが、SENSCIS試験(国際共同第3相試験)です。 Distler O, Highland KB, G... -
新型コロナ流行と急性増悪:日本のオンライン調査
間質性肺炎では急性増悪という急性の経過で息苦しさが悪化する病態が存在します。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が、間質性肺炎の急性増悪に与えた影響について調査した研究が報告されました。Kondoh Y, et al. COVID-19 and acute exacerba... -
全身性強皮症の臨床経過の多様性
全身性強皮症に伴う間質性疾患(SSc-ILD)のヨーロッパの大規模なコホート研究から、経年的な肺機能の推移を評価し、疾患経過の多様性を述べた大変重要な研究が報告されています。 Hoffmann-Vold A-M, et al. Progressive interstitial lung disease in ... -
専門家でも画像UIPパターンの一致度は0.5
特発性肺線維症(IPF)の特徴的な胸部CT所見は通常型間質性肺炎(UIP)パターンですが、この読影は容易ではなく、極めて高い専門性が求められます。 特発性肺線維症患者のUIPパターン。https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26585524/より引用掲載) 201...