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膠原病におけるILA(2022年review)
検診などでたまたま偶然発見された肺の間質の異常陰影をILA(interstitial lung abnormalitiy)と呼んでいますが、2020年にILAのposition paperが発表されました。 ILAのposition paperに関してはこちらの記事をご覧ください。 ILAのPosition Paper(2020... -
抗原をみつけ回避することが重要:線維性過敏性肺炎
過敏性肺炎は何らかの抗原を反復吸入することで起こるⅢ型、Ⅳ型アレルギー反応が原因と考えられています。 過敏性肺炎の治療では、その抗原からの回避がとても大切であり、様々な抗原の有無を調べるため、多くのお話を伺います。 2013年には、142例の過敏性... -
過敏性肺炎の標準化された質問票
過敏性肺炎では「いかに抗原曝露の病歴を患者さんから聴取するか」がとても重要です。しかし、これまで標準化された問診表はありませんでした。 今回、オーストラリアのグループから過敏性肺炎の質問票に関する研究が報告されました。Barnes H, et al. Cli... -
PF-ILDに対するニンテダニブの費用対効果
間質性肺炎では適切なケアを行っても線維化が進行する一群が報告されています。これら進行性線維性を伴う間質性肺疾患(PF-ILD)に対するニンテダニブ(製剤名:オフェブ)の疾患進行抑制効果が報告されています。 しかし、ニンテダニブ内服に伴う高額な医... -
慢性的な咳に対する咳減少効果
慢性咳嗽に対する咳減少効果が期待されるゲーファピキサント(薬剤名:リフヌア錠)ですが、COUGH-1およびCOUGH-2の統合結果が報告されました。 McGarvey LP, et al. Efficacy and safety of gefapixant, a P2X3 receptor antagonist, in refractory chron... -
間質性肺炎のホームモニタリング(2022年レビュー)
間質性肺炎に関するホームモニタリングのレビューがLancet Respir Medから報告されました。 Wijsenbeek MS, Moor CC, Johannson KA, Jackson PD, Khor YH, Kondoh Y, Rajan SK, Tabaj GC, Varela BE, van der Wal P, et al. Home monitoring in interstiti... -
急性増悪中の肺移植(2022年米国)
間質性疾患の患者さんに肺移植は条件を満たす場合には治療選択の一つとなりえます。しかし、今回、米国からなんと急性増悪中の肺移植に関する研究が報告されました。なんと肺移植までの待機期間は10日間。まだ日本では難しい領域です。 Chizinga M, et al.... -
PPFの基準に関する検証研究(2022年)
特発性肺線維症(IPF)は進行性の経過をたどる予後不良な間質性肺疾患ですが、他の間質性肺疾患でも特発性肺線維症と同様に悪化する一群が報告されています。 2022年のガイドラインではこれら一群をPPF(progressive pulmonary fibrosis)と考えることが提... -
日本のセルセプト(MMF)使用状況(2022年日本)
全身性強皮症、全身性強皮症に伴う間質性肺疾患に対するミコフェノール酸モフェチル(MMF、商品名:セルセプト)の使用に関して、日本の経年的な変化や使用実態がレセプトデータを用いた解析で明らかとなりました。 Funatogawa T, Narita Y, Tamura A, Mii... -
検診発見の特発性肺線維症の予後(2022日本)
最近では偶発的に肺の線維化が見つかる場合、ILAとして着目されるようになりました。 ★ILAについてはこちらの記事もご覧ください 特に日本では検診発見の間質性肺炎も多く、今回はそこに着目した日本からの論文です。 Yamazaki R, Nishiyama O, Yoshikawa ...