ピルフェニドン(商品名:ピレスパ)の副作用の主なものは、光線過敏症、消化器症状、肝機能障害などが報告されています。
添付文書から引用すると、その頻度は
- 光線過敏症:52%
- 食欲不振:23%
- 胃不快感:14%
- 嘔気:12%
- 肝酵素上昇:5%以上
といわれています。
光線過敏症の対策
光線過敏症とは、日光に対して皮膚が過敏に反応し炎症が起こるもので、日光のあたる部分にかゆみや痛みを自覚し、赤くはれることが特徴です。
光線過敏症の対策には、遮光が特に大切です。わずかな日光でも症状が現れることもあるため、日光にあたらないことが重要な予防策となります。
具体的には、
- 外出時には、できるだけ皮膚を日光から守る
- 天候にかかわらず日焼け止めを塗る
- 室内や車内にいても紫外線に注意
ことが重要です。
日焼け止めは、効果の高いもの(SPF50+、PA+++以上)をすすめています。首筋や耳、手の甲などは忘れやすく、特に注意が必要です。
(最終アップデート:2022年1月17日)