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ニンテダニブの副作用:①SENSCIS試験の結果
特発性肺線維症(IPF)の治療薬の一つであるニンテダニブ(商品名:オフェブ)ですが、その後2019年に全身性強皮症関連間質性肺疾患にも適応が追加されました。その根拠となったのが、SENSCIS試験(国際共同第3相試験)です。 Distler O, Highland KB, G... -
SENSCIS試験のサブグループ解析:日本人の結果
2019年に全身性強皮症関連間質性肺疾患にニンテダニブ(商品名:オフェブ)が保険承認され、その根拠となったSENSCIS試験(国際共同第3相試験)の結果は説明させていただきました。 SENSCIS試験の日本人のサブグループ解析が2021年に報告されています。 Ku... -
強皮症に伴う間質性肺疾患に対するニンテダニブの効果(SENSCIS試験)
特発性肺線維症(IPF)の治療薬の一つであるニンテダニブ(商品名:オフェブ)ですが、その後2019年に全身性強皮症関連間質性肺疾患にも適応が追加されました。その根拠となったのが、SENSCIS試験(国際共同第3相試験)です。 Distler O, et al. Nintedani... -
2021年11月1日からオフェブの薬価が改訂されました。
現在、抗線維化薬として、ピレスパ(ピルフェニドン、Pirfenidone)、オフェブ(ニンテダニブ、Nintedanib)の2種類の薬剤が承認されています。各薬剤のまとめに関しては以下の記事をご覧ください。 本日のニュースは、オフェブが市場拡大再算定品目に指定... -
【保存版】抗線維化薬とはどのような薬か。ピルフェニドン、ニンテダニブについてまとめます。
現在、抗線維化薬として、ピルフェニドン(Pirfenidone、商品名:ピレスパ)、ニンテダニブ(Nintedanib、商品名:オフェブ)の2種類の薬剤が承認されています。 これら薬剤は、特発性肺線維症(IPF)の治療薬として保険収載され、これまで臨床使用されて... -
オフェブの副作用:下痢の対策
ニンテダニブ(商品名:オフェブ)の副作用の主なものは、下痢、消化器症状、肝酵素上昇などが報告されています。 添付文書から引用すると、その頻度は 下痢:56% 悪心(吐き気):22% 食欲減退:5-10% 肝酵素上昇:12% といわれています。 下痢の対策... -
ニンテダニブの臨床試験③「TOMORROW試験とINPULSIS試験の統合解析」
ニンテダニブ(商品名:オフェブ)は臨床試験の結果をうけて、2015年から特発性肺線維症での使用が可能となりました。 それがTOMORROW試験とINPULSIS試験ですが、これら両試験を統合解析した結果が2016年に報告されています。 Richeldi L, et al. Ninted... -
ニンテダニブの臨床試験②「INPULSIS試験」
ニンテダニブ(商品名:オフェブ)は臨床試験の結果をうけて、2015年から特発性肺線維症での使用が可能となりました。それがTOMORROW試験とINPULSIS試験です。 ②INPULSIS試験 INPULSIS試験は、40歳以上の特発性肺線維症の患者さんを対象とした試験で、INPU... -
ニンテダニブの臨床試験①「TOMORROW試験」
ニンテダニブ(商品名:オフェブ)は臨床試験の結果をうけて、2015年から特発性肺線維症での使用が可能となりました。 それがTOMORROW試験とINPULSIS試験です。 ①TOMORROW試験 TOMORROW試験は、40歳以上の特発性肺線維症の患者さんを対象とした試験で...