ここでは、おすすめの書籍をまとめて掲載しています。
どの書籍も良書ですので、気になったらぜひ読んでみてください。
間質性肺炎の臨床、画像、病理
間質性肺炎の基本から治療、リハビリや急性増悪について大変わかりやすくまとめられています。特に看護師さんや初学者の方にはぜひおすすめしたい一冊です。
間質性肺炎を学び始める研修医の先生方におすすめの一冊はこれです。私もまずはこれを読んで勉強しました。
間質性肺炎の胸部CT画像に関して、比較的読みやすく、要点がまとまった一冊です。
間質性肺炎の病理を本格的に学ぶなら、まずはKatzenstein博士の著書であるこの一冊。英語ですが、アトラスを多く使用し、平易な文書で記載されていますので、大変読みやすい内容です。
関節リウマチに伴う肺病変を本格的に学ぶならこの一冊です。読み応えのある大変すばらしい内容です。
間質性肺炎のガイドライン・手引き
間質性肺炎の代表的な疾患である特発性肺線維症(IPF)のガイドラインが改訂されています。
特発性間質性肺炎 診断と治療の手引き2022が2022年2月18日に発売されました。これで改訂第4版となります。間質性肺炎の診療に携わる方は必読の一冊です。
2020年に初めて、日本呼吸器学会、日本リウマチ学会の共同で「膠原病に伴う間質性肺疾患 診断・治療指針<2020>」が作成されました。
膠原病に伴う間質性肺疾患の一般的な考え方から、呼吸器内科と膠原病内科の両視点でのアプローチなどにまで言及した、非常に良い一冊です。
2022年に呼吸器学会から発刊された「過敏性肺炎診療指針」は、新たな診断基準や分類、疾患の管理・治療に関してまとめられた一冊です。
しかし、過敏性肺炎の診療は難しく、臨床現場では悩むことも多いのが実際です。
本書は、具体的な症例を用いて指針の使い方を解説した極めて実用的な一冊となっています。ぜひ一度手に取ってお読みください。
ANCA関連血管炎診療ガイドライン2023が今年4月に発刊されました。
6年ぶりの改定となります。ぜひ一度ご確認下さい。
呼吸器内科全般の参考書
この本は呼吸器診療の「当たり前」を、しっかりエビデンスに基づいて解説頂いています。大変勉強になる一冊です。
呼吸器診療で薬に困ったら、これをみれば解決します。鎮咳薬にも様々種類と用途があります。
呼吸器内科をローテートする先生へ
人工呼吸器に関する基礎的な部分から、少し応用編として使いこなし術まで記載された良書です。イラストもわかりやすく大変読みやすい一冊です。
呼吸器内科のローテートのときはこれが一冊あれば問題ありません。ポケットサイズなので、白衣に入れて持ち運べます。
呼吸器内科のエッセンスがつまった一冊です。最新の情報をふまえてアップデートされています。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
2020年の初頭から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行し、医療現場の在り方にも大きな影響を与え、検査法や薬物療法の進歩、異例の速度で進むワクチン開発と予防接種、変異株の出現などもあり刻々と状況が変化しています。この世界に非常に大きなインパクトを与えたCOVID-19と、これまでの戦いの集大成ともいうべき一冊が、Respica(レスピカ)から発刊されました。