特発性肺線維症(IPF)– category –
-
IPFにおける口腔内常在菌と疾患挙動(Am J Respir Crit Care Med. 2023)
論文のタイトル: Commensal Oral Microbiota, Disease Severity and Mortality in Fibrotic Lung Disease著者: David N O'Dwyer, et al.出版年: 2023ジャーナル: American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine PMID: 38051927 特発性肺線維... -
IPFにおける在宅酸素療法後の予後と予後因子(Scientific Reports. 2023)
論文のタイトル: Cohort study to evaluate prognostic factors in idiopathic pulmonary fibrosis patients introduced to oxygen therapy著者: Kensuke Kataoka et al.出版年: 2023ジャーナル: Scientific ReportsPMID: 37608014 IPF患者における酸素療... -
IPF診断の遅れの要因(Respir Res. 2019)
論文のタイトル: Risk factors for diagnostic delay in idiopathic pulmonary fibrosis著者: Nils Hoyer, et al出版年: 2019ジャーナル: Respiratory ResearchPMID: 31126287 特発性肺線維症(IPF)の診断に遅れは約2.1年、原因として、男性、高齢、およ... -
特発性肺線維症における健康関連QOL:PROOFレジストリー(2022年)
ベルギーとルクセンブルクの多施設コホート研究から、健康関連QOLが特発性肺線維症(IPF)の患者さんにおいて重要な予後因子であることが報告されました。 Wuyts WA, et al. Quality of Life and Healthcare Resource Use in a Real-world Patient Populat... -
検診発見の特発性肺線維症の予後(2022日本)
最近では偶発的に肺の線維化が見つかる場合、ILAとして着目されるようになりました。 ★ILAについてはこちらの記事もご覧ください 特に日本では検診発見の間質性肺炎も多く、今回はそこに着目した日本からの論文です。 Yamazaki R, Nishiyama O, Yoshikawa ... -
hexagonal patternが重要、過敏性肺炎と特発性肺線維症の鑑別
過敏性肺炎と特発性肺線維症の鑑別は非常に難解ですが、CT所見の一つであるhexagonal patternが両者鑑別に有用であることが報告されました。 Okabayashi H, Fukuda T, Iwasawa T, Oda T, Kitamura H, Baba T, et al. The new useful high-resolution compu... -
IPFの呼吸リハビリ、1日3回の運動で肺機能の維持
間質性肺炎のリハビリテーションに関してはエビデンスは限られています。中国から呼吸の運動を1日3回行うことで、肺機能の維持やQOLの向上に効果的であったとする研究が報告されました。Shen L, et al. New pulmonary rehabilitation exercise for pulmona... -
症状を改善、IPFに対するニンテダニブ
特発性肺線維症(IPF)に対するニンテダニブはFVCの低下を抑制することが報告されていますが、患者報告アウトカムであるCATやmMRCに関しても改善する可能性が示唆されました。 Takeda T, Takeuchi M, Saitoh M, Takeda S. Improvement in Patient-Reported... -
IPFは軽症でも疾患進行する
特発性肺線維症では、軽症であっても病気が進行することが報告されています。ピルフェニドンの治験で用いられたデータを解析し、軽症の特発性肺線維症でも疾患進行を認めることが報告されました。 Albera C, Costabel U, Fagan EA, Glassberg MK, Gorina E... -
栄養不良と食事量低下はIPFの入院や死亡と関連あり
特発性肺線維症(IPF)で、栄養不良と食事量低下が入院や死亡と関連があることが報告されました。 Jouneau S, Rousseau C, Lederlin M, Lescoat A, Kerjouan M, Chauvin P, et al. Malnutrition and decreased food intake at diagnosis are associated ...