強皮症– category –
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トシリズマブ長期投与の有害事象(focusSSced試験の長期観察データ)
全身性強皮症(SSc)に対するトシリズマブ(商品名:アクテムラ)の効果を示した重要な臨床試験であるfocuSSced試験が報告されましたが、その後の96週まで観察した長期データが報告されました。 昨日は主にトシリズマブの効果について掲載しましたが、本日... -
全身性強皮症に対するトシリズマブの長期データ(focusSSced試験の長期観察データ)
全身性強皮症(SSc)に対するトシリズマブ(商品名:アクテムラ)の効果を示した重要な臨床試験であるfocuSSced試験が報告されましたが、その後の96週まで観察した長期データが報告されました。 Khanna D, et al. Long-Term Safety and Efficacy of Tocili... -
強皮症に伴う間質性肺疾患に対するニンテダニブの効果(SENSCIS試験)
特発性肺線維症(IPF)の治療薬の一つであるニンテダニブ(商品名:オフェブ)ですが、その後2019年に全身性強皮症関連間質性肺疾患にも適応が追加されました。その根拠となったのが、SENSCIS試験(国際共同第3相試験)です。 Distler O, et al. Nintedani... -
SLSⅢ:強皮症に伴う間質性肺炎に対するピルフェニドン追加投与の治療効果の比較検討
全身性強皮症に伴う間質性肺炎に対する有名なランダム化比較試験に、Scleroderma Lung Study(SLS)があります。 Scleroderma Lung Study Ⅰ(SLSⅠ)は 経口エンドキサン投与12か月投与群 vs プラセボ投与群 のランダム化比較試験、 Scleroderma Lung ... -
SLSⅡ:強皮症に伴う間質性肺炎に対するミコフェノール酸モフェチルと経口エンドキサンの比較
全身性強皮症に伴う間質性肺炎に対する有名なランダム化比較試験に、 Scleroderma Lung Study(SLS)があります。 Scleroderma Lung Study Ⅰ(SLSⅠ)の概要です▼ P:全身性強皮症に伴う間質性肺炎の患者 I:経口エンドキサン(最大2mg/kg/day)を12か月間... -
SLSⅠ:強皮症に伴う間質性肺炎に対する経口エンドキサン投与の有効性
全身性強皮症に伴う間質性肺炎に対する有名なランダム化比較試験に、 Scleroderma Lung Study(SLS)があります。 2021年9月現在、Scleroderma Lung Study Ⅲの結果を待っていますが、2006年にはこのScleroderma Lung Study Ⅰ(SLSⅠ)として、経口エンドキ... -
強皮症に伴う間質性肺炎:1年間の治療前後のKL-6の推移
全身性強皮症に伴う間質性肺炎とKL-6の関係は過去の記事でも報告させていただきましたが、治療介入を行った際にKL-6がどのように推移するのでしょうか。 セルセプト(ミコフェノール酸モフェチル; MMF)もしくは経口エンドキサン(cyclophosphamide; C... -
強皮症や混合性結合組織病に伴う間質性肺炎:バイオマーカーとしてのKL-6
全身性強皮症に伴う間質性肺炎で、KL-6が1273 U/mlを超えると間質性肺炎が進行する危険性があることは報告されました。 その他にも、全身性強皮症(Systemic sclerosis; SSc)もしくは混合性結合組織病(Mixed Connective Tissue Disease; MCTD)に伴う間... -
全身性強皮症に伴う間質性肺炎の病期分類(その2)
全身性強皮症に伴う間質性肺炎の病期分類には、limited diseaseとextensive diseaseがあります。 この病期分類が報告された研究をさらに詳しくみてみますと、対象は215例の全身性強皮症に伴う間質性肺炎、患者背景は以下の通りです。 平均年齢49歳 男性:... -
全身性強皮症に伴う間質性肺炎の病期分類(その1)
昨日の記事で、全身性強皮症に伴う間質性肺炎では、病期分類として重症度が上がるにつれてKL-6の値が上昇することを報告させていただきました。 全身性強皮症に伴う間質性肺炎の病期分類は、2008年に報告されたGohらの基準を用いています。 Goh NSL, et al...