シェーグレン症候群は、唾液腺炎や涙腺炎を主体とし、
様々な自己抗体の出現を伴う原因不明の自己免疫性疾患です。
2011年に本邦で全国疫学調査が実施されました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24252039/
- 有病率は0.05%
- 推定患者数は約7万人
- 男女比は 1:17.4で女性に多い
- 平均年齢は60歳
さらに、
シェーグレン症候群は他の膠原病を合併することも報告されていますが、
- シェーグレン症候群のみの一次性は約60%
- 他の膠原病を合併する二次性は約40%
であり、合併する膠原病は
- 関節リウマチ
- 全身性エリテマトーデス
- 強皮症
などが多いことが明らかとなりました。