間質性肺炎全般– category –
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急性増悪時に行う血液検査と気管支鏡検査
急性増悪の時の血液検査では、CRPやLDHの上昇だけでなく、KL-6、SP-D、SP-Aなどの上昇を認めることが多いとされています。その他には、 プロカルシトニン(PCT) β-D-グルカン サイトメガロ抗原血症、サイトメガロウイルス抗体 BNPやNT-proBNP D-ダイマー ... -
ニンテダニブの臨床試験③「TOMORROW試験とINPULSIS試験の統合解析」
ニンテダニブ(商品名:オフェブ)は臨床試験の結果をうけて、2015年から特発性肺線維症での使用が可能となりました。 それがTOMORROW試験とINPULSIS試験ですが、これら両試験を統合解析した結果が2016年に報告されています。 Richeldi L, et al. Ninted... -
ニンテダニブの臨床試験②「INPULSIS試験」
ニンテダニブ(商品名:オフェブ)は臨床試験の結果をうけて、2015年から特発性肺線維症での使用が可能となりました。それがTOMORROW試験とINPULSIS試験です。 ②INPULSIS試験 INPULSIS試験は、40歳以上の特発性肺線維症の患者さんを対象とした試験で、INPU... -
ニンテダニブの臨床試験①「TOMORROW試験」
ニンテダニブ(商品名:オフェブ)は臨床試験の結果をうけて、2015年から特発性肺線維症での使用が可能となりました。 それがTOMORROW試験とINPULSIS試験です。 ①TOMORROW試験 TOMORROW試験は、40歳以上の特発性肺線維症の患者さんを対象とした試験で... -
ピルフェニドンの臨床試験③「CAPACITY試験とASCEND試験の統合解析」
ピルフェニドン(商品名:ピレスパ)は、日本では2008年から世界に先駆けて特発性肺線維症での使用が可能となり、その後欧米では2つの臨床試験を経て2014年から使用されるに至りました。 それがCAPACITY試験とASCEND試験ですが、これら両試験を統合解析... -
ピルフェニドンの臨床試験②「ASCEND試験」
ピルフェニドン(商品名:ピレスパ)は、日本では2008年から世界に先駆けて特発性肺線維症での使用が可能となり、その後欧米では2つの臨床試験を経て2014年から使用されるに至りました。 それがCAPACITY試験とASCEND試験です。 ②ASCEND試験 ASCEND試験... -
ピルフェニドンの臨床試験①「CAPACITY試験」
ピルフェニドン(商品名:ピレスパ)は、日本では2008年から世界に先駆けて特発性肺線維症での使用が可能となり、その後欧米では2つの臨床試験を経て2014年から使用されるに至りました。 それがCAPACITY試験とASCEND試験です。 ①CAPACITY試験 CAPACITY... -
特発性肺線維症(IPF)の日本の実態2014(北海道スタディ)
特発性肺線維症(idiopathic pulmonary fibrosis; IPF)は、特発性間質性肺炎の代表的な疾患で、指定難病に指摘されています。 2014年に日本における特発性肺線維症の実態が報告(北海道スタディ)されました。 Natsuizaka M, et al. Epidemiologic survey... -
特発性間質性肺炎:指定難病と重症度分類
特発性間質性肺炎には、特発性肺線維症や非特異性間質性肺炎などが含まれますが、これら特発性間質性肺炎は指定難病(指定難病85)であり、重症度分類が定められています。 重症度分類はⅠからⅣの4段階で構成され、 安静時の動脈血液ガス検査の酸素濃度(安... -
間質性肺炎のブログ始めました
「間質性肺炎ってなんですか?」 よくこんな質問をいただきます。 ネットで「間質性肺炎」と検索しても難しい言葉やばかりで、「難病」、「予後は3年」など怖い言葉も一緒に検索されてしまいます。 簡単に大量の情報を得ることができる反面、なかなか正確...