間質性肺炎全般– category –
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特発性肺線維症(IPF)以外の間質性肺炎の死因
特発性肺線維症(IPF)の死因では、2014年の研究では急性増悪が多く、その後の2020年の研究では慢性呼吸不全が多いと報告されています。 特発性肺線維症以外の間質性肺炎全体では、死因はどうでしょうか。 先ほどの2020年の研究結果から引用した結果です... -
特発性肺線維症(IPF)の経過は様々で定期的な検査がとても大切
特発性肺線維症(IPF)は、 慢性かつ進行性に悪化する 原因は不明、成人発症 肺のみの病変(肺以外には病変はない) 予後不良だが経過は患者によって様々で予測が難しい といわれています。 症状のない時期から気づかないうちに進行し、ある日咳や労作時の... -
急性増悪の時の胸部CT検査:すりガラス影と浸潤影
急性増悪を疑うときには、胸部CT検査を行っています。胸部CT検査では、 もともとの間質性肺炎の影に加えて、 新たな両側のすりガラス影や浸潤影の出現 が特徴です。 (図. 左が背景の間質性肺炎、右が急性増悪を疑う新たな陰影。Baratella E, et al. Ima... -
急性増悪時に行う血液検査と気管支鏡検査
急性増悪の時の血液検査では、CRPやLDHの上昇だけでなく、KL-6、SP-D、SP-Aなどの上昇を認めることが多いとされています。その他には、 プロカルシトニン(PCT) β-D-グルカン サイトメガロ抗原血症、サイトメガロウイルス抗体 BNPやNT-proBNP D-ダイマー ... -
ニンテダニブの臨床試験③「TOMORROW試験とINPULSIS試験の統合解析」
ニンテダニブ(商品名:オフェブ)は臨床試験の結果をうけて、2015年から特発性肺線維症での使用が可能となりました。 それがTOMORROW試験とINPULSIS試験ですが、これら両試験を統合解析した結果が2016年に報告されています。 Richeldi L, et al. Ninted... -
ニンテダニブの臨床試験②「INPULSIS試験」
ニンテダニブ(商品名:オフェブ)は臨床試験の結果をうけて、2015年から特発性肺線維症での使用が可能となりました。それがTOMORROW試験とINPULSIS試験です。 ②INPULSIS試験 INPULSIS試験は、40歳以上の特発性肺線維症の患者さんを対象とした試験で、INPU... -
ニンテダニブの臨床試験①「TOMORROW試験」
ニンテダニブ(商品名:オフェブ)は臨床試験の結果をうけて、2015年から特発性肺線維症での使用が可能となりました。 それがTOMORROW試験とINPULSIS試験です。 ①TOMORROW試験 TOMORROW試験は、40歳以上の特発性肺線維症の患者さんを対象とした試験で... -
ピルフェニドンの臨床試験③「CAPACITY試験とASCEND試験の統合解析」
ピルフェニドン(商品名:ピレスパ)は、日本では2008年から世界に先駆けて特発性肺線維症での使用が可能となり、その後欧米では2つの臨床試験を経て2014年から使用されるに至りました。 それがCAPACITY試験とASCEND試験ですが、これら両試験を統合解析... -
ピルフェニドンの臨床試験②「ASCEND試験」
ピルフェニドン(商品名:ピレスパ)は、日本では2008年から世界に先駆けて特発性肺線維症での使用が可能となり、その後欧米では2つの臨床試験を経て2014年から使用されるに至りました。 それがCAPACITY試験とASCEND試験です。 ②ASCEND試験 ASCEND試験... -
ピルフェニドンの臨床試験①「CAPACITY試験」
ピルフェニドン(商品名:ピレスパ)は、日本では2008年から世界に先駆けて特発性肺線維症での使用が可能となり、その後欧米では2つの臨床試験を経て2014年から使用されるに至りました。 それがCAPACITY試験とASCEND試験です。 ①CAPACITY試験 CAPACITY...