強皮症– category –
-
強皮症に伴う間質性肺炎:KL-6が肺機能の推移を予測(イギリス)
全身性強皮症に伴う間質性肺炎では、初診時のKL-6が1273 U/mlを超えると間質性肺炎が進行する危険性があることは報告されました(⇒「全身性強皮症に伴う間質性肺炎の進展リスク:KL-6>1273U/ml」)。 その他にイギリスからも、全身性強皮症(Systemic s... -
全身性強皮症:死因の経年的な変化
全身性強皮症の死亡原因は、間質性肺炎が最多といわれていますが、実は過去には腎グリーゼが最も多い時代もありました。 これは1972年から5年ごとの全身性強皮症の死因をまとめたものです。 Cottin V, Brown KK. Interstitial lung disease associated w... -
全身性強皮症:限局皮膚硬化型とびまん皮膚硬化型
全身性強皮症(SSc)は皮膚硬化の範囲で、 限局皮膚硬化型:limited cutaneous びまん皮膚硬化型:diffuse cutaneous の2つの病型に分類されます。 出典:強皮症.jp|全身性強皮症に関する総合サイト (kyohisho.jp) 限局皮膚硬化型全身性強皮症(lcS... -
強皮症に伴う間質性肺疾患の肺病理像:NSIPパターン
全身性強皮症(SSc)の臓器病変のなかでも、間質性肺炎は頻度が高く、重要な合併症です。 では、全身性強皮症に伴う間質性肺炎(SSc-ILD)の肺病理組織は、どのような所見をとるのでしょうか。 2001年に日本から全身性強皮症に伴う間質性肺炎における9例の... -
強皮症の死因:35%が間質性肺炎
特発性肺線維症以外の間質性肺炎においても、進行性に線維化が悪化するフェノタイプが存在することは解説させていただきました。 ⇒⇒⇒間質性肺炎の新たな治療戦略:進行性に線維化が悪化するフェノタイプ 特に膠原病では、間質性肺炎合併は特に予後不良な...