強皮症– category –
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強皮症に伴う間質性肺炎:5年生存率に病理組織間の差はない
全身性強皮症に伴う間質性肺炎(SSc-ILD)の肺病理について、80例の大規模な検討が報告されました。 Bouros D, et al. Histopathologic subsets of fibrosing alveolitis in patients with systemic sclerosis and their relationship to outcome. Am J Re... -
全身性強皮症に伴う間質性肺炎の進行予測:SPARモデル
全身性強皮症に伴う間質性肺炎で、1年後の疾患進行を予測するSPARモデルが提唱されています。 Wu W, et al. Prediction of progression of interstitial lung disease in patients with systemic sclerosis: the SPAR model. Ann Rheum Dis 2018;77:1326–3... -
強皮症に伴う間質性肺炎の予後予測:SADLモデル
全身性強皮症に伴う間質性肺炎において、重要な予後予測モデルであるSADLモデルを紹介します。 Morisset J, Vittinghoff E, Elicker BM, Hu X, Le S, Ryu JH, et al. Mortality Risk Prediction in Scleroderma-Related Interstitial Lung Disease: The SA... -
全身性強皮症に伴う間質性肺炎の画像所見
全身性強皮症(SSc: systemic sclerosis)の臓器病変のなかでも、間質性肺炎は頻度が高く、重要な合併症です。 では、全身性強皮症に伴う間質性肺炎(SSc-ILD)のCT所見は、どのような所見をとるのでしょうか。 胸部CTの所見 全身性強皮症に伴う間質性肺炎... -
強皮症に伴う間質性肺炎におけるMMFにRTXを追加投与することの有効性
全身性強皮症に伴う間質性肺炎に対して、リツキシマブをどのように使用するかはまだ一定の見解を得ていません。今回、ミコフェノール酸モフェチルにリツキシマブを併用した結果が報告されました。 Narváez J, et al. Rituximab as a rescue treatment adde... -
どのような強皮症にリツキシマブが効きやすいのか
全身性強皮症に対して新たな治療薬であるリツキシマブ(商品名:リツキサン)が保険収載されています。その根拠となったDESIRES試験のサブ解析の結果が報告されました。 Ebata S, et al. Predictors of Rituximab Effect on Modified Rodnan Skin Score in... -
SENSCIS試験のサブグループ解析:日本人の結果
2019年に全身性強皮症関連間質性肺疾患にニンテダニブ(商品名:オフェブ)が保険承認され、その根拠となったSENSCIS試験(国際共同第3相試験)の結果は説明させていただきました。 SENSCIS試験の日本人のサブグループ解析が2021年に報告されています。 Ku... -
強皮症に対する新たな治療薬リツキシマブ
全身性強皮症に対する新たな治療薬として、リツキシマブ(RTX: rituximab、商品名:リツキサン)が2021年9月から日本で使用できるようになりました。 その根拠となったDESIRES試験について解説します。日本の4施設で行われた、とても重要な医師主導の第Ⅱ... -
KL-6と肺機能には負の相関(全身性強皮症)
日本から全身性強皮症の経過を7年追った研究が報告されました。 Utsunomiya A, et al. Clinical course of Japanese patients with early systemic sclerosis: A multicenter, prospective, observational study. Mod Rheumatol 2021;31:162–70. 目的 日... -
KL-6と強皮症に伴う間質性肺炎の進行予測
強皮症に伴う間質性肺炎とKL-6の関係は極めて重要な臨床的な課題です。 Salazar GA, Kuwana M, et al. KL-6 But Not CCL-18 Is a Predictor of Early Progression in Systemic Sclerosis-related Interstitial Lung Disease. J Rheumatol 2018;45:1153–8. ...