膠原病に伴う間質性肺疾患– category –
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全身性強皮症に伴う間質性肺炎の進行予測:SPARモデル
全身性強皮症に伴う間質性肺炎で、1年後の疾患進行を予測するSPARモデルが提唱されています。 Wu W, et al. Prediction of progression of interstitial lung disease in patients with systemic sclerosis: the SPAR model. Ann Rheum Dis 2018;77:1326–3... -
強皮症に伴う間質性肺炎の予後予測:SADLモデル
全身性強皮症に伴う間質性肺炎において、重要な予後予測モデルであるSADLモデルを紹介します。 Morisset J, Vittinghoff E, Elicker BM, Hu X, Le S, Ryu JH, et al. Mortality Risk Prediction in Scleroderma-Related Interstitial Lung Disease: The SA... -
IPAFとは?膠原病的な特徴を有する間質性肺炎
間質性肺炎の精査を行う際に、例えば抗CCP抗体だけが陽性の方がいます。抗CCP抗体は関節リウマチの方で陽性になる血液検査の項目ですが、関節の炎症や骨破壊などがなく、関節リウマチの分類基準は満たさない。 このように、膠原病の分類基準は満たさないが... -
全身性強皮症に伴う間質性肺炎の画像所見
全身性強皮症(SSc: systemic sclerosis)の臓器病変のなかでも、間質性肺炎は頻度が高く、重要な合併症です。 では、全身性強皮症に伴う間質性肺炎(SSc-ILD)のCT所見は、どのような所見をとるのでしょうか。 胸部CTの所見 全身性強皮症に伴う間質性肺炎... -
強皮症に伴う間質性肺炎におけるMMFにRTXを追加投与することの有効性
全身性強皮症に伴う間質性肺炎に対して、リツキシマブをどのように使用するかはまだ一定の見解を得ていません。今回、ミコフェノール酸モフェチルにリツキシマブを併用した結果が報告されました。 Narváez J, et al. Rituximab as a rescue treatment adde... -
どのような強皮症にリツキシマブが効きやすいのか
全身性強皮症に対して新たな治療薬であるリツキシマブ(商品名:リツキサン)が保険収載されています。その根拠となったDESIRES試験のサブ解析の結果が報告されました。 Ebata S, et al. Predictors of Rituximab Effect on Modified Rodnan Skin Score in... -
SENSCIS試験のサブグループ解析:日本人の結果
2019年に全身性強皮症関連間質性肺疾患にニンテダニブ(商品名:オフェブ)が保険承認され、その根拠となったSENSCIS試験(国際共同第3相試験)の結果は説明させていただきました。 SENSCIS試験の日本人のサブグループ解析が2021年に報告されています。 Ku... -
強皮症に対する新たな治療薬リツキシマブ
全身性強皮症に対する新たな治療薬として、リツキシマブ(RTX: rituximab、商品名:リツキサン)が2021年9月から日本で使用できるようになりました。 その根拠となったDESIRES試験について解説します。日本の4施設で行われた、とても重要な医師主導の第Ⅱ... -
関節リウマチに伴う間質性肺炎のレビュー2021:③治療戦略(案)
関節リウマチに伴う間質性肺炎の最新のレビューが日本から報告されました。前回、前々回の続きで、今回が最後(第3回)になります。 Yamakawa H, et al. Decision-Making Strategy for the Treatment of Rheumatoid Arthritis-Associated Interstitial Lu... -
関節リウマチに伴う間質性肺炎のレビュー2021:②PF-ILDと死亡原因
今回、関節リウマチに伴う間質性肺炎の最新のレビューが日本から報告されました。前回の続きです。 Yamakawa H, et al. Decision-Making Strategy for the Treatment of Rheumatoid Arthritis-Associated Interstitial Lung Disease (RA-ILD). J Clin Med ...