現在、抗線維化薬として、ピレスパ(ピルフェニドン、Pirfenidone)、オフェブ(ニンテダニブ、Nintedanib)の2種類の薬剤が承認されています。各薬剤のまとめに関しては以下の記事をご覧ください。
本日のニュースは、オフェブが市場拡大再算定品目に指定され、2021年11月からオフェブの薬価が改訂されます。
オフェブには150mg錠と100mg錠とがあり、1日2回朝夕食後の内服薬です。これまでオフェブの薬価は、1錠あたり
- オフェブ150mg錠:6676.4円
- オフェブ100mg錠:4440.8円
でしたが、2021年11月1日から、
- オフェブ150mg錠:5953.5円
- オフェブ100mg錠:3968.9円
に改訂されます。それぞれ1か月(30日)あたりの薬価を計算すると、
- オフェブ150mg錠:35万7210円
- オフェブ100mg錠:23万8134円
ほどとなります。
月に150mg錠で約4万3000円、100mg錠で約2万8円の薬価改定です。
抗線維化薬の薬価を以下の表にまとめました。