特発性間質性肺炎には、特発性肺線維症や非特異性間質性肺炎などが含まれますが、これら特発性間質性肺炎は指定難病(指定難病85)であり、重症度分類が定められています。
重症度分類はⅠからⅣの4段階で構成され、
- 安静時の動脈血液ガス検査の酸素濃度(安静時動脈血酸素分圧)
- 6分間歩行試験時の酸素濃度(SpO2)
で定められています。
難病医療費助成制度は、重症度Ⅲ以上が対象です。
また重症度がⅠやⅡであっても、過去1年間において月の医療費総額が33,330円を超える月が3回以上ある場合には、軽症高額該当が利用できます。