ウイルス感染– category –
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COVID-19後の再入院率(Ann Am Thorac Soc. 2023)
論文のタイトル: Risk of 30-Day All-Cause Readmission in Interstitial Lung Disease Patients after COVID-19: National-Level Data著者: Ali Vaeli Zadeh 1, et al.出版年: 2023ジャーナル: Annals of the American Thoracic SocietyPMID: 38134434 米... -
新型コロナによる急激な肺の線維化(2020年症例報告)
2020年8月に、新型コロナウイルス感染において肺の線維化が急激に進行する一例の症例が報告されました。Combet M, et al. Rapid onset honeycombing fibrosis in spontaneously breathing patient with COVID-19. Eur Respir J 2020 この症例は、新型コロ... -
新型コロナ流行と急性増悪:日本のオンライン調査
間質性肺炎では急性増悪という急性の経過で息苦しさが悪化する病態が存在します。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が、間質性肺炎の急性増悪に与えた影響について調査した研究が報告されました。Kondoh Y, et al. COVID-19 and acute exacerba... -
新型コロナウイルス感染症の急性期の肺病理所見は?
新型コロナウイルス感染症の急性期の肺病理組織は感染のリスクから調べることが難しいのが現状です。そのような状況下で急性期の肺病理12例を調べた研究がイタリアから報告されています。 Doglioni C, et al. Covid-19 Interstitial Pneumonia: Histologic... -
COVID-19に対するCPAPの有用性を再確認する
2022年1月の最新のJAMAに、COVID-19の呼吸管理に対して、CPAP(持続陽圧呼吸療法)とHFNC(高流量鼻カニュラ酸素療法)とを通常酸素投与と比較した試験がイギリスから報告されました。 コロナ禍でHFNCが大いに取り上げられていますが、今一度CPAPの有用性... -
日本人のCOVID-19重症化の予測モデル
日本から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化の予測モデルを構築した研究が報告されました。 Muto Y, et al. Predictive model for the development of critical coronavirus disease 2019 and its risk factors among patients in Japan. Respi... -
重症COVID-19後に肺の線維化が残存する危険因子
重症COVID-19後の線維化をきたす予測因子を検討した研究がRadiology2021に報告されています。 Han X, et al. Six-month Follow-up Chest CT Findings after Severe COVID-19 Pneumonia. Radiology 2021;299:E177–86.S 背景 新型コロナウイルス感染症(CO... -
重症COVID-19後の線維化を予測しうる指標
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染後には長期的な肺の線維化が問題となる場合があります。COVID-19後の長期的な肺の線維化のリスクを調べた研究が中国から報告されています。 Huang W, et al. The potential indicators for pulmonary fibrosis ... -
COVID-19に対するフルボキサミンの効果とは?(TOGETHER試験
COVID-19の新たな治療薬となりうる薬剤に関する報告です。 うつ病の患者では、セロトニン量の減少が指摘されています。 フルボキサミンは選択的なセロトニン再取り込み阻害薬(SSRI; Selective Serotonin Reuptake Inhibitors)であり、脳内のセロトニ... -
新型コロナ感染後の遷延する症状:他のウイルス感染との比較
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の遷延する症状(いわゆる後遺症)についての様々な研究が報告されています。しかし、これらの報告は感染者を対象とした横断的な研究が中心であり、COVID-19との因果関係は不明です。 そこで、アメリカの大手医療...